第92回選抜高校野球大会2020は各地区の代表校が出揃い、2020年3月13日(金)午前9時から組み合わせ抽選が行われます。
本大会は、3月19日(木)開幕し3月31日(火)の決勝戦まで熱戦が繰り広げられます。
当ページでは、 選抜高校野球2020の代表校と注目選手に焦点を当ててまとめてみました。
INDEX
選抜高校野球2020の各地区代表校
第92回選抜高校野球大会2020の出場校は32校で、初出場は5校です。
夏の甲子園大会を含めると、初出場は加藤学園(静岡)、鹿児島城西(鹿児島)、平田(島根)の3校ですね。
最多出場は中京大中京の31回目、これは歴代2位のようです。
そして注目は、春夏連続出場ですが、2019年夏の甲子園大会と比較してみると北から順に仙台育英、鶴岡東、山梨学院、東海大相模、花咲徳栄、星稜、履正社、智辯学園、明石商業、智辯和歌山、明徳義塾の11校です。
この中から優勝校が出るのではと予想しています。
北海道代表校(1校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
白樺学園 | 北海道 | 初出場 | 北海道大会優勝 |
東北代表校(2校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
仙台育英 | 宮城 | 3年ぶり13回目 | 東北大会優勝 |
鶴岡東 | 山形 | 41年ぶ り2回目 | 東北大会準優勝 |
関東・東京代表校(6校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
健大高崎 | 群馬 | 3年ぶり4回目 | 関東大会優勝 |
山梨学院 | 山梨 | 2年連続4回目 | 関東大会準優勝 |
東海大相模 | 神奈川 | 2年ぶり11回目 | 関東大会ベスト4 |
桐生第一 | 群馬 | 4年ぶり6回目 | 関東大会ベスト4 |
花咲徳栄 | 埼玉 | 4年ぶり5回目 | 関東大会ベスト8 |
国士舘 | 東京 | 2年連続10回目 | 東京大会優勝 |
北信越代表校(2校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
星稜 | 石川 | 3年ぶり14回目 | 北信越大会優勝 |
日本航空石川 | 石川 | 2年連続2回目 | 北信越大会準優勝 |
東海代表校(2校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績他 |
---|---|---|---|
中京大中京 | 愛知 | 10年ぶり31回目 | 東海大会優勝・神宮優勝 |
県立岐阜商 | 岐阜 | 5年連続29回目 | 東海大会準優勝 |
明治神宮枠(1校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
加藤学園 | 静岡 | 初出場 | 東海大会ベスト4 |
近畿代表校(6校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
天理 | 奈良 | 5年ぶり24回目 | 近畿大会優勝 |
大阪桐蔭 | 大阪 | 2年ぶり11回目 | 近畿大会準優勝 |
履正社 | 大阪 | 2年連続9回目 | 近畿大会ベスト4 |
智辯学園 | 奈良 | 2年ぶり13回目 | 近畿大会ベスト4 |
明石商業 | 兵庫 | 2年連続3回目 | 近畿大会ベスト8 |
智辯和歌山 | 和歌山 | 3年連続14回目 | 近畿大会ベスト8 |
中国・四国代表校(5校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
倉敷商業 | 岡山 | 8年ぶり4回目 | 中国大会優勝 |
鳥取城北 | 鳥取 | 8年ぶり2回目 | 中国大会準優勝 |
広島新庄 | 広島 | 6年ぶり2回目 | 中国大会ベスト4 |
明徳義塾 | 高知 | 2年ぶり19回目 | >四国大会優勝 |
尽誠学園 | 香川 | 18年ぶり7回目 | 四国大会優勝 |
九州代表(4校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
明豊 | 大分 | 2年連続4回目 | 九州大会優勝 |
大分商業 | 大分 | 23年ぶり6回目 | 九州大会準優勝 |
創成館 | 長崎 | 2年ぶり4回目 | 九州大会ベスト4 |
鹿児島城西 | 鹿児島 | 初出場 | 九州大会ベスト4 |
21世紀枠(4校)
高校名 | 都道府県 | 出場回数 | 地区大会成績 |
---|---|---|---|
帯広農業 | 北海道 | 初出場 | 北海道大会ベスト4 |
磐城 | 福島 | 46年ぶり3回目 | 東北大会ベスト8 |
平田 | 島根 | 初出場 | 中国大会ベスト8 |
選抜高校野球2020優勝予想はまだ早いか?
前述しましたが、春夏連続出場の代表校が優勝に近いと思われますね。
第一に挙げられるのは、2019年夏の甲子園大会で優勝した春夏連覇を目指している履正社(大坂)でしょう。
2年連続9回目の出場を決めた履正社高校⚾️
夏春連覇を目指します✨‼️ pic.twitter.com/KIaDLBSXxA— センバツLIVE! 毎日新聞×MBS (@SenbatsuLIVE) January 24, 2020
2019年夏の甲子園大会の優勝投手の岩崎俊典選手を擁し、打線も強力のようです。
もう一校挙げるとすれば、明治神宮大会を制した中京大中京(愛知)ですね。
明治神宮大会で優勝に導いた右腕の高橋宏斗投手。練習では150キロを計測したそうです。
そして、左腕の最速147キロを投げる松島元希投手の2枚看板で優勝を狙います。
【出場校決定】中京大中京、選抜「優勝したい」 昨秋の神宮大会で優勝
右腕の高橋宏は1週間前の練習で150キロを計測。東邦が優勝した平成最後のセンバツに続き、令和最初のセンバツも愛知県勢が制覇なるか。https://t.co/ByAffeVSVo #センバツ #高校野球 #中京大中京 #バーチャル高校野球 pic.twitter.com/nN0pphDXE1
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) January 24, 2020
さらに、東海大会では3試合で28得点と強力打線。守りも堅く総合力では一番との評判です。
選抜高校野球2020代表校の注目選手
片山 楽生(白樺学園)
130キロ後半ではあるがキレのあるストレートと120キロ後半のカットボール。本格派の投手
白樺学園「片山楽生」&国士舘「吉田健吾」はドラフト候補の潜在力あり【明治神宮大会】 #2020年度ドラフト #国士舘 #明治神宮野球大会 #白樺学園 #高校野球 https://t.co/PgktTst4Za pic.twitter.com/fKmHpa46qv
— 野球ニュース|PABB-lab.com プロアマ野球研究所 (@pabb_lab) November 20, 2019
下 慎之介 (健大高崎)
神宮大会で好投して評価が上がっている182センチ75キロの大型左腕投手。
ストレートは最速は130キロ後半で120キロ前後のスライダーの切れもすばらしい。
防御率0.90!神宮大会で評価急上昇の大型左腕・下慎之介はどんな投手?(高校野球ドットコム) https://t.co/1k0lriAPY5
— M1128 (@kmaron17) November 20, 2019
高橋 宏斗(中京大中京)
最速148キロ高校生ナンバーワンの右腕と呼ばれるような投手。今大会ではストレートは150キロもと期待される。
フォークの握りで空振りを奪うツーシームと一級品らしい。
センバツ優勝候補の中京大中京エース・高橋宏斗が甲子園最速155キロ宣言「レベルアップしていきたい」(中日スポーツ)- Yahoo!ニュース https://t.co/hLaOUYrov9
10年ぶり31度目のセンバツ大会出場が決まった中京大中京高ナインは昨秋の明治神宮大会に続く日本一となることをあらためて誓った。 pic.twitter.com/LNVyJqT9wQ
— のもとけ (@gnomotoke) January 24, 2020
中森俊介(明石商業)
常時140キロ中盤のストレートで最速151キロと高校生屈指の本格派右腕投手。そして変化球の完成度も高さも魅力の投手ですね。
2020年のドラフト上位指名は間違い無いとと言われています。
来年の目玉は中森俊介、来田涼斗の明石商コンビか…超大物不在も好素材がズラリ#ドラフト会議 #中森俊介 #来田涼斗https://t.co/pnnrAdu9yL
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) October 17, 2019
選抜高校野球2020の代表校と注目選手のまとめ
選抜高校野球2020は、履正社や仙台育英、智辯学園等の春夏連続出場の代表校が中心で、中京大中京や白樺学園も神宮大会で活躍した代表校が絡んでくると予想しています。
個人的に思うのは、センバツ21世紀枠です。
21世紀枠に選ばれる基準がよく分からないのです。
地方で活躍しているのか、震災に遭った地域の代表なのか選ばれる基準があるのでしょうが、地方の高校が選ばれることが多く少々不公平感があるようですね。
そうはいっても、やはり高校野球は面白い。
試合から一生懸命さが伝わってくるし、笑顔あり涙ありで青春時代を思い出すのです。