2020年1月元旦に開催されるニューイヤー駅伝2020(全日本実業団対抗駅伝競走大会)は箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)と並ぶ正月のテレビを賑わせるスポーツ大会で、正月の風物詩となっています。
群馬県庁をスタート・フィニッシュとする7区間100Kmで実業団チームの頂点を争います。
群馬県は上州名物の「空っ風」で有名な地域。この「空っ風」対策が優勝を左右すると言われています。
当ページでは。ニューイヤー駅伝2020の優勝候補と注目選手に焦点を当ててみました。
INDEX
ニューイヤー駅伝2020の優勝候補
各地区の予選大会の成績から、ニューイヤー駅伝2020(全日本実業団対抗駅伝)の優勝チームを予想してみました。
旭化成が優勝候補筆頭か?4連覇するかも
何と言っても4連覇を狙っている九州実業団対抗駅伝大会で優勝した「旭化成」でしょう。
昨年までニューイヤー駅伝を3連覇しているのにMGCに出場した選手がいないというチームですが、熱い選手層で九州大会では2位の「黒崎播磨」に3分以上の差をつけて圧勝しています。
旭化成・市田孝快走、一気6秒差に 底力の2連覇 九州実業団毎日駅伝 https://t.co/SiDJp5bQWp
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コニカミノルタは予選会1位の勢いで優勝へ
東日本実業団対抗駅伝大会を大会新記録で優勝した「コニカミノルタ」
2013年と2014年にニューイヤー駅伝2020(全日本実業団駅伝)を連覇した名門チームが帰ってきました。
エースはベテランの33歳ですが、MGCに出場した山本浩之選手でしょう。主将の菊池賢人選手や若手の蜂須賀源選手の走りが優勝へつながるかも・・・。
東日本実業団対抗駅伝競走大会4区
コニカミノルタ 菊地選手 pic.twitter.com/s8uLCjEtwZ— 副長 (@super_lias) November 3, 2015
トヨタ自動車は4年ぶりの王者奪回に燃える
中部・北陸実業団対抗駅伝大会で優勝。全国大会でも11年連続入賞の名門チームです。
2015年、2016年にニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)を連覇しましたが、2017年から準優勝や3位と優勝を逃しています。
ニューイヤー駅伝2020には、MGCで2位になり東京5輪代表に内定した「服部勇馬」選手をはじめ、「藤本拓」選手などMGC出場者を4人を有し、個人的には優勝の第1候補ではと思っています。
トヨタ自動車、服部勇馬がV運ぶ/ニューイヤー駅伝
#陸上 #ekiden #ニューイヤー駅伝 #全日本実業団対抗駅伝 #服部勇馬 #トヨタ自動車 https://t.co/OoN278eM62— 日刊スポーツ (@nikkansports) December 15, 2019
マツダは若手の活躍が鍵
中国実業団対抗駅伝大会で優勝した「マツダ」は、同大会を5連覇しました。
ニューイヤー駅伝2019では7位でしたが、マツダ創立100周年の節目の年でもあり優勝を狙っているようです。
10日、広島県世羅町で行われた中国実業団対抗駅伝で、9月のMGCに出場した山本憲二を擁するマツダが大会新記録の4時間0分10秒で優勝しました。4位までのチームが全日本実業団対抗駅伝に出場します。https://t.co/AJwUrLdxM9
— 毎日新聞 (@mainichi) November 11, 2019
HONDAの優勝はエースが鍵になる
東日本大会では外国人起用ができずに2区で順位を落としたが、3区のエース「設楽悠太」選手が6人抜きをして上位に、そして2位でのフィニッシュ。
この2区、3区の順位次第で優勝も夢ではないチームですね。
【大会結果】
第60回東日本実業団対抗駅伝競走大会
11/3(日・祝)#Honda 2位 3時間42分30秒・大会新#ニューイヤー駅伝2020 出場権を獲得!
早朝よりたくさんのご声援ありがとうございました。#Honda陸上競技部 #東日本実業団駅伝 #駅伝 pic.twitter.com/zX1X4MLEAk— Honda 陸上競技部 (@honda_track) November 3, 2019
ニューイヤー駅伝2020の注目選手
設楽悠太(HONDA)
マラソン前日本記録保持者でMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)では、スタート直後から飛び出して先頭を疾走したが、途中で力尽き14位に終わりました。
ニューイヤー駅伝は2019年は発熱で欠場し、チームは24位に終わりました。
ニューイヤー駅伝2020では、昨年のニューイヤー駅伝そしてMGCの悔しさを晴らす走りを期待しています。
設楽悠太 大会新記録で優勝、MGCへ弾み 川内優輝は13位https://t.co/Tv7TkKL9Kl pic.twitter.com/rQLc1g2kai
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藤本 拓(トヨタ自動車)
2019年のMGCは9位に終わり東京五輪代表を逸しました。
そして、五輪代表内定を狙った福岡国際マラソンでは、途中まで日本記録を上まわる走りをしましたが、日本記録には及ばず代表内定を手中にすることが出来ませんでした。
ニューイヤー駅伝2020では、悔しさを胸に持ち前のスピードで上州路を駆け抜けて欲しいと思っています。
【マラソン】福岡国際:藤本拓が序盤から積極的なレース展開で2位 https://t.co/mOtcsxmsuL
— ベースボール・マガジン社WEB (@bbm_sportsbooks) December 1, 2019
服部勇馬(トヨタ自動車)
2019年のMGCで2時間11分36秒で2位になり東京五輪代表が内定しています。
2020年東京五輪の年、最初のレースがニューイヤー駅伝2020になりますね。トヨタ自動車のエースであり、「服部勇馬」選手の颯爽とした走りを期待しています。
ニューイヤー駅伝・注目選手:トヨタ自動車・服部勇馬 東京五輪マラソン代表が狙う初の駅伝日本一 https://t.co/EoqZguioco
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) December 23, 2019
井上大仁(MHPS)
九州実業団対抗駅伝大会では5位に終わった「MHPS」だが、ニューイヤー駅伝2019では準優勝している実力のあるチーム。
もちろん、ニューイヤー駅伝2020でも優勝を狙っているチームです。
そのチーム中での中心選手が「井上大仁」選手。MGCは不調に終わったけど、実力は代表選手に劣ってはいません。
「井上大仁」選手の活躍が、ニューイヤー駅伝2020の鍵を握っているでしょう。
11/4 九州実業団毎日駅伝
第3区 井上大仁選手(MHPS)
31'54"(1) pic.twitter.com/twhyjafB1P— manamin (@kinokonoko0916) November 4, 2019
ニューイヤー駅伝2020の優勝候補に関するまとめ
個人的には中部の名門「トヨタ自動車」の優勝かなと思っています。
服部勇馬選手と藤本拓選手のファンという「ひいき目」の予想です。
しかし、九州人としては「旭化成」を応援かなと思うのですが、管理人の地元ではないので親近感が沸きません。
さて、前述したチームが優勝争いをするのは間違い無いと思いますし、元旦から激しい戦いが見られるので、ワクワクしています。