2019年第101回の夏の甲子園大会、8月6日に開始された試合お3日目を終えました。
1回戦の試合も残り6試合となり、8月10日から2回戦になります。
この後、3回戦を終えるとベストエイトが揃い準々決勝へと進むのですが、組み合わせの抽選方法はどうなっているのでしょう?
当ページでは、甲子園の歴史とともに準々決勝の組み合わせ抽選方法について調べてみました。
夏の甲子園大会の組み合わせ抽選方法
選手宣誓の林山主将は硬い面持ち「緊張してしまった」 夏の甲子園開会式リハhttps://t.co/zwY5rHqhrP
→「とても緊張してしまった。明日は令和初として、完璧な、良い宣誓ができるように頑張りたい」
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 5, 2019
開会式3日前(2019年度は8月3日)に組み合わせの抽選会が開催されます。
抽選会では、1回戦の34校、2回戦から出場する15校が決まります。この抽選会で、トーナメントにより8校が準々決勝へ進むことになります。
このように、抽選会で3回戦まで組み合わせが決定します。
2013年(第95回)から2016年(第98回)までは、全試合抽選で試合を行う形式でした。
抽選会では初戦のみ抽選で決定し、2戦目以降は勝利チームで抽選を行い以降の日程を決定していたのです。
しかし、2016年の大会で横浜対履正社の試合で開門前に1万人が甲子園周辺に集まり危険と判断され現行の方法になったようです。
さて、準々決勝の組み合わせの抽選方法は、3回戦勝利チームの主将が試合直後に抽選します。
ただし、連戦による投手の負担を最小現にするために、10日目の勝利チームは第1・2試合、11日目の勝利チームは第3・4試合に繰り分けられます。
しかし、11日目の勝利チームの投手は連投になりますね。
そして、試合時間も猛暑が予想されるので、例年より開始時間が早まっています。
2019年(第101回大会)の組み合わせ
2019年の夏の甲子園第101回大会の組み合わせが下記になります。
2019年8月8日時点の試合結果も反映しています。
2019年度の夏の甲子園は47都道府県の代表と、東京及び北海道からは代表が2校選出されまますので全49校で争われます。
トーナメント形式で、準々決勝の8校が出そろうには2回戦で32校になる必要があるため、1回戦で17校を篩い落とすことが必要なのです。
抽選だから公平かもしれませんが、準々決勝まで3試合勝たなければならないチームと、2試合のチームに分かれます。
2回戦から臨むチームは、最初の試合まで日数があり調整が難しいかもしれませんが、体力的には有利だと思います。
はたして、出場チームはどちらがいいと思われているか聞いてみたいですね。
甲子園(第101回大会)準々決勝から決勝までの日程
準々決勝で勝利した4チームですが、準決勝・決勝の前日に休養日が1日あります。
特に、2019年(第101回)の今年から、準決勝と決勝の間に休養日が新設されました。
日程 | 試合日 | 試合数 | 内容 |
---|---|---|---|
第12日 | 8月17日 | 4試合 | 準々決勝 |
休養日/th> | 18月18日 | ー | |
第13日/th> | 8月19日 | 2試合 | 準決勝 |
休養日/th> | 8月20日 | ー | 新設の休養日 |
第14日/th> | 8月21日 | 1試合 | 決勝 |
夏の甲子園準々決勝の抽選方法のまとめ
これまで、2回戦や3回戦以降の対戦相手が分からない「全試合抽選」の方法が取られていたのは、選手ではなく観戦者に焦点を当てた抽選方法だと思います。
なぜなら、「次の対戦はどの高校」とワクワクして抽選が見ていました。
しかし、本来なら選手中心で運営されるべきですね。
3回戦まで試合日程が分かっていたら選手の体調管理もし易いでしょうし、投手の連投も避けられると思います。
2017年どから現行の抽選方法になり、今年から休養日も新設されました。
今後は高校球児の体の負担がもっと減るような対策が望まれます。