2019年11月7日(木) 18:30から、WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級決勝が「さいたまスーパーアリーナで」開催されます。
日本ボクシング界のモンスターと称される「井上尚弥」とボクシング元5階級制覇王者「ノニトドネア」が対戦します。
WBSSバンタム級決勝12回戦
井上 尚弥WBA,IBF同級王者
井上 尚弥(大橋) VS ノニト ドネアWBA同級スーパー王者
ノニト ドネア(米) pic.twitter.com/2L1FY1hcVr— Pobitro (@Pobitro75513976) October 22, 2019
ボクシングファンにとっては、待望の試合ですね。
当ページでは「 ノニトドネアの戦績」と、WBSSの試合について考えてみました。
INDEX
ブックメーカーのオッズから見えるノニトドネアの勝率
海外ブックメーカーの最新オッズは、井上尚弥が「1.1倍」、ノニトドネアが「6.5倍」のようである。
このオッズから計算されるWBSS決勝での井上尚弥の勝率が約85%、逆にノニトドネアの勝率は15%です。
予想は、井上尚弥が圧勝ですね。
ただし、ボクシングの試合は終わるまで分からないのです。
体調だったり、ラッキーパンチだったり、バッティングだったり、予想外の事がおこる可能性があるからです。
ただ、モンスター「井上尚弥」には問題無いかも?
対戦相手として強敵のノニトドネアの戦績
ノニトドネアのプロボクシングの全成績 45戦40勝(26KO)5敗
井上尚弥と頂上対決するノニト・ドネアの5年前の因縁#ボクシング #井上尚弥 #ノニトドネア #WBSS #因縁 #SPAIA #スパイアhttps://t.co/X5zLpXYpZE
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) July 20, 2019
戦順 | 対戦日 | 勝敗 | ラウンド | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2001/2/22 | ○ | 1R | KO | ホセ・ラサロ | 米国 | プロデビュー戦 |
2 | 2001/3/10 | ● | 5R | 判定 0-3 |
ロセンド・サンチェス | 米国 | |
3 | 2001/6/8 | ○ | 4R | 判定 3-0 |
サウル・サントーヤ | 米国 | |
4 | 2001/7/3 | ○ | 1R | TKO | ホセ・ルイス・トーレス | メキシコ | |
5 | 2002/5/31 | ○ | 2R | TKO | ノエ・アルマ | フィリピン | |
6 | 2002/9/1 | ○ | 2R | KO | カイチョン・ソー・ウォラピン | タイ | WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦 |
7 | 2002/11/2 | ○ | 8R | 判定 3-0 |
マーク・サレス | フィリピン | |
8 | 2003/6/27 | ○ | 1R | TKO | ホルヘ・ロペス | メキシコ | |
9 | 2004/6/18 | ○ | 4R | TKO | リカルド・バレラ | メキシコ | |
10 | 2004/11/12 | ○ | 8R | 判定 3-0 |
ヒルベルト・ムニョス | メキシコ | |
11 | 2005/5/13 | ○ | 6R | TKO | パウリノ・ビジャロボス | メキシコ | |
12 | 2005/7/2 | ○ | 6R | 判定 3-0 |
ラリー・オルベラ | 米国 | |
13 | 2005/10/1 | ○ | 1R | KO | ダニエル・ゴンサレス | メキシコ | |
14 | 2005/11/5 | ○ | 8R | 判定 3-0 |
イルド・フリオ | コロンビア | |
15 | 2006/1/20 | ○ | 10R | 判定 2-1 |
カレン・ハルツニャン | アルメニア | NABF北米スーパーフライ級王座決定戦 |
16 | 2006/7/29 | ○ | 2R | TKO | ホセ・ルイス・カルデナス | メキシコ | |
17 | 2006/10/7 | ○ | 12R | 判定 3-0 |
オスカル・アンドラーデ | メキシコ | |
18 | 2007/5/12 | ○ | 1R | TKO | ケビン・ハギンズ | 米国 | |
19 | 2007/7/7 | ○ | 5R | TKO | ビック・ダルチニアン | オーストラリア | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
20 | 2007/12/1 | ○ | 8R | TKO | ルイス・マルドナド | メキシコ | IBF防衛 |
21 | 2008/11/1 | ○ | 6R | TKO | モルティ・ムザラネ | 南アフリカ共和国 | IBF防衛 |
22 | 2009/4/19 | ○ | 4R | TKO | ラウル・マルチネス | 米国 | IBF防衛 |
23 | 2009/8/15 | ○ | 12R | 判定 3-0 |
ラファエル・コンセプシオン | パナマ | WBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦 |
24 | 2010/2/13 | ○ | 3R | KO | マヌエル・バルガス | メキシコ | |
25 | 2010/7/10 | ○ | 8R | TKO | エルナン・マルケス | メキシコ | >WBA防衛 |
26 | 2010/12/4 | ○ | 4R | KO | ウラジミール・シドレンコ | ウクライナ | WBCアメリカ大陸バンタム級王座決定戦 |
27 | 2011/2/19 | ○ | 2R | TKO | フェルナンド・モンティエル | メキシコ | WBC・WBO世界バンタム級タイトルマッチ |
28 | 2011/10/22 | ○ | 12R | 判定 3-0 |
オマール・ナルバエス | アルゼンチン | WBC防衛・WBO防衛 |
29 | 2012/2/4 | ○ | 12R | 判定 2-1 |
ウィルフレド・バスケス・ジュニア | プエルトリコ | WBO世界スーパーバンタム級王座決定戦 |
30 | 2012/7/7 | ○ | 12R | 判定 3-0 |
ジェフリー・マゼブラ | 南アフリカ共和国 | IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦 |
31 | 2012/10/13 | ○ | 9R | TKO | 西岡利晃(帝拳) | 日本 | WBO防衛・WBCダイヤモンド王座リングマガジン認定王座獲得 |
32 | 2012/12/15 | ○ | 3R | KO | ホルヘ・アルセ | メキシコ | WBO防衛 |
33 | 2013/4/13 | ● | 12R | 判定 0-3 |
ギレルモ・リゴンドウ | キューバ | WBA・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦 |
34 | 2013/11/9 | ○ | 9R | TKO | ビック・ダルチニアン | オーストラリア | |
35 | 2014/5/31 | ○ | 5R | 負傷 判定 3-0 |
シンピウィ・ベトイェカ | 南アフリカ共和国 | WBAスーパー・世界フェザー級タイトルマッチ |
36 | 2014/10/18 | ● | 6R | KO | ニコラス・ウォータース | ジャマイカ | WBA 世界フェザー級王座統一戦 |
37 | 2015/3/28 | ○ | 2R | TKO | ウィリアム・プラド | ブラジル | NABF 北米スーパーバンタム級王座決定戦 |
38 | 2015/7/18 | ○ | 2R | TKO | アンソニー・セトゥル | フランス | |
39 | 2015/12/11 | ○ | 12R | 判定 3-0 |
セサール・ファレス | メキシコ | WBO世界スーパーバンタム級王座決定戦 |
40 | 2016/4/23 | ○ | 3R | TKO | ゾルト・ベダク | ハンガリー | WBO防衛 |
41 | 2016/11/5 | ● | 12R | 判定 0-3 |
ヘスス・マグダレノ | 米国 | WBO陥落 |
42 | 2017/9/23 | ○ | 10R | 判定 3-0 |
ルーベン・ガルシア・エルナンデス | メキシコ | WB世界フェザー級シルバー王座決定戦 |
43 | 2018/4/21 | ● | 12R | 判定 0-3 |
カール・フランプトン | 英国 | WBO世界フェザー級暫定王座決定戦 |
44 | 2018/11/3 | ○ | 4R | TKO | ライアン・バーネット | 英国 | WBAスーパー世界バンタム級タイトルマッチ |
45 | 2019/4/27 | ○ | 6R | KO | ステフォン・ヤング | 米国 | WBA防衛 |
ノニトドネアは井上尚弥にとっても侮れないボクサー?
ノニトドネアが日本ボクシング界のモンスター「井上尚弥」に勝っているのは「キャリア」ですね。
前項の戦績「45戦40勝(26KO)5敗」で、世界5階級制覇した王者であり主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)の全てで世界王者となったボクサーなのです。
ベテランの戦いで井上尚弥の強さを封じることができ、36歳のレジェンド「ノニトドネア」の必殺の左フックが決まると、井上といえどもマットに沈むかもしれません。
しかし、WBSS準決勝「エマヌエル・ロドリゲス」戦で見せたような井上尚弥の驚異的な強さを目にしている自分らファンにとって「ノニトドネア」をねじ伏せてしまうと信じて疑いません。
ノニトドネアの戦績!WBSS決勝で対戦する井上尚弥に関するまとめ
井上尚弥は「自分はドネアよりも若さとスピードがある。そこで戦いたい。」と言っていることが記事に書いてありましたが、準決勝のスピードとパンチがあれば勝利まちがいなしと思います。
井上尚弥には1ラウンドから、ガンガン攻めてKOしてもらいたいですね。
11月7日よる生中継!
「WBSSバンタム級決勝 井上尚弥vsノニト・ドネア」 pic.twitter.com/GyjDeP9rIi— FUJI BOXING (フジボクシング) (@fujitv_boxing) October 24, 2019
2019年11月7日(木)のWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級決勝戦は、地上波のフジテレビ系列で19:57から生放送されるようです。
(見逃した方は、WowWowで11月9日21:00から録画放送)
世紀の一戦、見逃せませんね!