「スマートコンタクトレンズって何?」と思われる方がほとんどだと思います。
私は、SF映画にでてくるような視界の中に対象物のデータそして情報が映し出され、瞬きでズームしたりするレンズを想像していました。
実際は、「視力矯正以外のスマート機能を組み込んだコンタクトレンズ」という定義のようですね。
医療用として開発・実用化が進むスマートコンタクトレンズの他、SF映画のような視界に情報を映し出してくれるARプラットフォームのスマートコンタクトレンズの開発・実用化も進んでいるようである。
当ページでは、スマートコンタクトレンズの開発と実用化に関してまとめてみることにしました。
INDEX
日本企業が開発しているスマートコンタクトレンズの汎用プラットフォーム
眼科医療機器を開発する日本のベンチャー企業の「ユニバーサルビュー 」がスマートコンタクトレンズの開発について発表しています。
スマートコンタクトレンズは医療用からARなどのエンタテインメントまで幅広い活用が応用が期待されるため、汎用プラットフォームの開発を進めているようです。
#眼科ニュース : #眼科医療機器 を開発するベンチャー企業の #ユニバーサルビュー 、#スマートコンタクトレンズ を汎用プラットフォーム化 https://t.co/B92W9U6BNk
— TFOS 日本アカウント (@tfosjapan) January 8, 2018
AbemaNewsでは、ユニバーサルビューはスマートフォンの電気信号をコンタクトレンズに送る技術を確立している報じられていました。
2024年には試作品が発表をされる見込みのようです。
米国「モジョ・ビジョン」のスマートスマートコンタクトレンズの実用化は?
米新興企業のMojo Visionが、2020年になって発表したSF映画のような視界の中にテキストで情報を表示するディスプレイを内蔵するAR(拡張現実)コンタクトレンズを発表しました。
Mojo Vision's new smart contact lenses can enhance your vision or show you your schedule—right from the surface of your eyes.
— WIRED (@WIRED) January 16, 2020
そのスマートスマートコンタクトレンズは「Mojo Lens」といい、「世界初の真のスマートコンタクトレンズ」ということです。
眼鏡型ARデバイスもまだまだ実用化に至っていない状況のようですが、ARコンタクトレンズが実用化されるのでしょうか。
資金的にもグーグルなどの有名企業が出資しているようですから、本当に期待されている技術なのでしょう。
韓国のスマートコンタクトレンズの開発
韓国でもスマートコンタクトレンズに関する技術開発が進められています。
「朝鮮日報」に掲載された記事では、目の部分に光を放ち糖尿病を診断し、かつ糖尿病に起因する合併症を防ぐことができるスマートレンズ技術が開発されたと報じられています。
将来、眼科医は、患者が眼に装着した#コンタクトレンズ 型の#ウェアラブルデバイス を用いて眼の健康状態を管理するかもしれない――。そんな「#スマートコンタクトレンズ 」の実現を感じさせる研究を、蔚山科学技術大学校(韓国)が発表した。 #毎日新聞 #医療プレミア https://t.co/kvPI2XIy9L
— 毎日新聞くらし医療部 (@mainichikurashi) December 29, 2019
LGグループでも糖尿病の血糖値そして緑内障などの病気が診断できる医療向け「スマートコンタクトレンズ」を開発していると報じられています。
また、サムスンAR用スマートコンタクトレンズの特許を韓国で申請しているようですね。
スマートコンタクトレンズの実用化に関するまとめ
スマートコンタクトレンズの機能面のみが話題になっていますが、人体への影響が心配ですね。
ARデバイスのスマートコンタクトレンズを付けることで、視界にテキスト情報が表示されるなど本当にSFの世界です。
ドラゴンボールのスカウターのように、一瞬に相手の強さを判断できるようになるかも^^
さて、やはり大事なのは長時間着用しても生体に安全なことが第一です。
充電で発熱したり、衝撃で欠けたりして失明してしまったら元も子もないですよね。