2019年12月21日に新国立競技場のお披露目となるオープニングイベントが開催されました。
たくさんの人が出来上がったばっかりの新国立競技場で、ウサインボルト選手や桐生祥秀選手の走りを見たり、「嵐」や「DREAMS COME TRUE」の演奏を楽しんだようですね。
何万人というたくさんの人を収容できる新国立競技場ですが、やはり心配なのはトイレです。
プロ野球観戦やいろんなイベントでもトイレを済ますのは大変です。LGBT特にトランスジェンダーの人にとってはもっと大変でしょう。
当ページでは新国立競技場のトイレ事情について調べてみました。
新国立競技場整備事業のトイレ計画は?
下図は新国立競技場整備事業の資料に開催されているトイレ計画(女子トイレ)の簡易図面です。
トイレブース内の仕様は高齢者や障害者に配慮した設計になっているようです。
管理人は実際に使ったことがありませんので、記述された内容ではんだんするしかありません。
新国立競技場のトイレのタイプは?
新国立競技場のトイレのタイプは、次の5タイプで計画されていました。
上記は、計画なので実際には変更になっている可能性もあります。
ただ、発表されている写真で確認した限りでは同じ造りのようですね。
新国立競技場のトイレはLGBTにやさしいのか
LGBT施策でしばしば議論にあがるのがトランスジェンダーのトイレの問題です。
例えば「ドン・キホーテ」の「ALL GENDER トイレ」がLGBTフレンドリーな取組みとして注目が集まったりしています。
ただ、マスコミ等が「LGBT用トイレ」として報道したりして、トランスジェンダーの人が「LGBT専用などと書かれたらカミングアウトしていない当事者は入れない」など批判が起きていていることも事実です。
この点、新国立競技場の場合はどの様な対策が取られているのでしょう。
「新国立競技場にLGBTトイレ」ができたと聞き、悪い予感がして、画像調べた。
特に変なピクトグラムもなく「all gender toilet」で、まあ一安心。https://t.co/3uI4sC5jFj
— harikatsu (@harimakatsuki) December 23, 2019
「男女共用トイレ」の表示ですが、LGBTの方を限定しているのでは無く、体に障害のある方の利用も想定しているようですね。
英語表記では「All gender toilet」と記述されています。「すべての性別の人のトイレ」という意味でしょうか?
新国立競技場のトイレに関するまとめ
管理人としては、標題のような問題を取り上げること自体が問題のような気もしています。
実際に、新国立競技場の「男女共用トイレ」を「LGBTの人用トイレ」と歪曲して報道しているテレビ局があったようです。
LGBTの人に優しいのは、注目などせずに自然にしていることが一番なのかもしれません。