夏になると車内での子供の死亡事故の報道をよく見かけます。
無責任な親が、猛暑日の炎天下で子供を車内に残して買い物や趣味のパチンコで事故を起こしているのです。
エアコン無しで窓を閉め切った猛暑日の車内温度は車によっては50℃を超えるのです。
こんなサウナのような場所に残されたら大人でも死の危険にさらされるのは分かりきったことでしょう。
当ページでは、35℃以上の猛暑日の炎天下での車内温度などについて調べてみました。
JAFでの炎天下での車内温度検証
動画の様にJAF(日本自動車連盟)で検証された結果が次のグラフや表なります。
車内最高温度 | 車内平均温度 | ダッシュボード最高温度 | |
---|---|---|---|
対策なし(黒) | 57℃ | 51℃ | 79℃ |
対策なし(白) | 52℃ | 47℃ | 74℃ |
サンシェード装着 | 50℃ | 45℃ | 52℃ |
窓開け(3cm) | 45℃ | 42℃ | 75℃ |
エアコン作動 | 27℃ | 26℃ | 61℃ |
上記は外気35℃での検証ですが、40℃にもなる猛暑日ならさらに車内温度が高くなりますね。
管理人は白い車を所有していますが、上記の実験では黒い車に比べて車内温度が5℃も違っています。
実は汚れが目立たないのが白い車を選んだ理由なのですが、炎天下の車内温度が栗真の色でこんなに違うのには驚きました。
管理人は猛暑日の炎天下で駐車するときは、少しだけ窓を開けるようにしています。
窓を少しだけ開けると少しは車内温度が低くなればと考えてのことですが、実験で10℃近い車内温度の差があるのにも驚いた次第です。
駐車後の車内温度変化のグラフを見ると、40℃くらいまでは10数分で上昇しています。
もし、赤ちゃんを車内の残して買い物をするとしたら、たった数分でも危険な車内温度になってしまいます。
だからといって、エアコンをつけて車を離れるのも別の危険があります。
管理人も子供が小さい時「ちょっと待ってて!」と車内に残して買い物をした記憶があります。
小さい子供を車内に残すのは、いろんな危険があるので絶対にやめるべきでしょう。
2020年度の猛暑日について
下図は2020年5月25日(月)に発表された日本気象協会の3ヶ月予報です。
7月は平年並みですが、8月は東日本・西日本・九州等が平年より高い気温のようですね。
管理人が小さい時はエアコンもなく夏を過ごしていたのですが、今ほど暑いと思った記憶は無いですね。
毎日の最高気温も30℃くらいで、両親や兄弟との夕涼みは涼しかったように記憶しています。
しかし、近年は35℃以上の猛暑日が続き、時には40℃にもなるような日がありますね。こんな気温だとエアコン無しでは過ごせません。
都市化が進み、アスファルトの道路やビルからの照り返し、エアコンの熱い外気、これでは夕涼みなど夢でしかありません。
管理人の住む田舎でもエアコンは必須になりました。
地球は氷河期に向かっていると聞きますが、だんだん暑くなっているような気がするのは私だけでしょうか。
猛暑日のマスクと救いのエアコン!
コロナ禍で「新しい生活用式」での生活が推奨される中、マスクの着用は問題ですね。
猛暑日の炎天下でマスクを着用するなど、熱中症へ一直線のような気がします。
先日、猛暑日の暑さの中、お城見学へ出掛けたのですが、マスクの中は汗だらけで何回も立ち止まって汗を拭きました。
マスクを付けたまま仕事をされている案内人の方はもっと大変そうでしたね。
絶対に夏用の冷感マスクが必要だと思いました。
そして、お城見学の後、駐車していた車内に戻ったのですが、しばらくは暑くて死にそうでした。
でも、近頃の車のエアコンは優秀です。すぐに車内を涼しくしてくれます。
車内温度が多分40℃以上だったにもかかわらず、エアコン始動ですぐに30℃以下になったのでしょう。
エアコンの無い車など考えられませんね。
猛暑日の車内温度に関するまとめ
個人的には猛暑日はエアコンのある部屋で1日過ごすのがベストです。
でも、生活している以上出掛けることは必須です。
エアコンの部屋から、猛暑日の炎天下へ。気温の変化に体が参ってしまいそうですね。
駐車場に止めている車は、ボンネットで目玉焼きが出来るほどの暑さになっています。
いったい車内温度は何℃なんだ?
熱気が全身に襲いかかってくる感覚になり、「クラッ」とすることも度々。やはり猛暑日はエアコンの効いた家で、冷たい飲み物でも飲んでゆっくりするのが一番です。