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NBAドラフト指名順抽選でペリカンズが一位指名権獲得!
この記事投稿から、1ヶ月程前の2019年5月15日にNBAドラフトに指名順の抽選が行われました。
NBAドラフトは完全ウェーバー制ではなく、ロッタリーによる抽選が行われます。
2019年6月21日(現地時間6月20日)に行われるNBAドラフト会議で、上位指名権を有するチームは将来のスター選手を指名でき、チーム躍進・運営に大きな成果を期待できるのです。
今年度、ドラフト全体1位指名権を獲得したのはニューオーリンズ・ペリカンズでした。
The 2019 #NBADraftLottery order is set. pic.twitter.com/PEbqipMVFL
— NBA (@NBA) May 15, 2019
NBAドラフトの指名順抽選のロッタリー制度って?
NBA(National Basketball Association)は全30チームで、29チームがアメリカ合衆国、1チームがカナダを本拠地としています。
東西2つのカンファレンスに分かれ、さらにそれぞれ3つのディビジョン(各5チーム)に分かれて、10月から翌年4月までレギュラーシーズン82試合が行われるのです。
全30チームの内、各カンファレンスの上位8チーム(計16チーム)がプレーオフに進出します。そして、カンファレンスでの優勝のチーム同士で行われる決勝戦が「NBAファイナル」なのです。
NBAドラフトの指名順抽選は、前述のプレーオフに進出できなかった14チームに対して上位14位までの指名順位について実施されます。
15位から30位までの指名順位は勝率の悪い順位から決定します(ウェーバー制)
さて、1位〜14位まではロッタリーによる抽選が行われ決定します。
この抽選方法は、1〜14までの数字から4個を選びその組み合わせが抽選番号になります。
番号の組み合わせは、1001通りあり、このうち1000通りを各チームに振り分けます。ただし、均一に配るのでは無く、勝率の悪いチームから多くのくじをもらえるシステムなのです。
したがって、勝率の悪いチームが1位指名を引く確率が高くなるわけです。
この抽選会は、非常に面白いようでテレビ中継されるようです。
2019年5月15日のNBAドラフト指名順の抽選
2019年度のNBAドラフト指名順抽選で1位指名権を獲得したのニューオーリンズ・ペリカンズですが、1位指名権を引く確率は6%と、幸運を引き当てたとようですね。
2019年度のドラフト有望選手
2019年6月21日(現地時間6月20日)に行われるNBAドラフト会議で、上位指名されそうな有望選手についてピックアップしてみました。
ザイオン・ウィリアムソン/Zion Williamson
大学 | ポジション | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
デューク大1年生 | PF | 201cm | 129Kg |
2018-2019主な成績
出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド数 | 平均アシスト数 | フィールドゴール成功率 | スリーポイント成功率 |
---|---|---|---|---|---|
33 | 22.6 | 8.9 | 2.1 | 68.0% | 33.8% |
ジャ・モラント/Ja Morant
大学 | ポジション | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
マレー州立大2年生 | PG | 191cm | 79Kg |
2018-2019主な成績
出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド数 | 平均アシスト数 | フィールドゴール成功率 | スリーポイント成功率 |
---|---|---|---|---|---|
33 | 24.5 | 5.7 | 10.0 | 49.9% | 36.3% |
R.J. バレット/R. J. Barrett
大学 | ポジション | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
デューク大1年生 | SG | 201cm | 92Kg |
2018-2019主な成績
出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド数 | 平均アシスト数 | フィールドゴール成功率 | スリーポイント成功率 |
---|---|---|---|---|---|
38 | 22.6 | 7.6 | 4.3 | 45.4% | 30.8% |
ジャレット・カルバー/Jarrett Culver
大学 | ポジション | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
テキサステック大1年生 | SG | 201cm | 88Kg |
2018-2019主な成績
出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド数 | 平均アシスト数 | フィールドゴール成功率 | スリーポイント成功率 |
---|---|---|---|---|---|
38 | 18.5 | 6.4 | 3.7 | 46.1% | 30.4% |
ディアンドレ・ハンター/DeAndre Hunter
大学 | ポジション | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
バージニア大2年生 | SF | 201cm | 102Kg |
2018-2019主な成績
出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド数 | 平均アシスト数 | フィールドゴール成功率 | スリーポイント成功率 |
---|---|---|---|---|---|
38 | 15.2 | 5.1 | 2.0 | 52.0% | 43.8% |
2019年NBAドラフトで注目したいのは、日本人の八村塁選手ですね。
明成高校(宮城県)時代に、ウィンターカップ3連覇やインターハイ優勝の中心選手として活躍したして、バスケットボール本場のアメリカ、ゴンザガ大学へと進学し中心選手として大活躍。
2019年のNBAドラフト会議では、1巡目の指名が確実との報道がされています。
八村塁/Rui Hachimura
大学 | ポジション | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
ゴンザガ大3年生 | SF/PF | 204.5cm | 108Kg |
2018-2019主な成績
出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド数 | 平均アシスト数 | フィールドゴール成功率 | スリーポイント成功率 |
---|---|---|---|---|---|
37 | 19.7 | 6.5 | 1.5 | 59.1% | 41.7% |
まとめ
次の動画のように、NBAドラフトはアメリカでは非常に大きな関心事のようです。
日本のプロ野球ドラフト会議など比べものにならないような盛り上がりですね。
2018年NBAドラフト
私も英語が堪能でなくても、感動が伝わってきますね。