昨年末に中国で発生した世界に拡散している新型コロナウィルスですが、中国の発表では死者が1100人を超え、感染者も4万人(2020年2月12日現在)を超えました。
日本でも、国内感染者29人、横浜港に停泊中のクルーズ船では174人の感染者(2020年2月12日現在)が確認されています。
武漢からチャーター便で帰国し自宅待機していた男性からも新型コロナウィルスの陽性反応が出たようです。
こんな状況の中、N95マスクが不足している状況が出てきているようです。
N95マスクは私たちが日常使う家庭用マスクと異なり、医療現場で感染防止使われるマスクですね。
当ページでは、N95マスクの外し方と交換頻度等に焦点をあてて調べてみました。
INDEX
N95マスクって何?
n95マスクの規格は、アメリカ合衆国NIOSHで定められた防塵マスクの規格です。
この防塵マスクは、粒子の種類や粒子の補修効率で分類されています。
アメリカ合衆国 NIOSHによる呼吸器防護規格
フィルター性能 | |||
---|---|---|---|
95(95%) | 99(99%) | 100(99.97%) | |
N(耐油性なし) | N95 | N99 | N100 |
R(耐油性あり) | R95 | R99 | R100 |
P(防油性あり) | P95 | P99 | P100 |
※直径0.3μmの微粒子に対しての濾過効率
上記の規格のN95マスクは、結核・SARSなどの感染症防止に効果を上げたことから医療関係でも用いられるようになったそうです。
また、販売されているN95マスクには、カップ型、二面折りたたみ式、三面折りたたみ式の種類があり、漏れを防ぐためには自分に合ったマスクを着用することが大事のようです。
N95マスクの外し方に注意
N95マスクの外し方で注意する点は、マスクの表面にはウィルス等の細菌が付着している可能性がありますので、マスクの表面に触れないように外すことが大事です。
次の動画が参考になります。
N95マスクにも色々な種類がありますが、自分にフィットするN95マスクを選ぶことが大事なようです。
医療従事者の方々は、定期的なフィットテストや正しい装着のための装着時のシールチェックをされていると聞きます。
N95マスクの交換頻度はどの位?
私たちが日常使う家庭用マスクですと毎日取り替えるのが普通ですが、医療従事者の方は都度取り替えるのでしょうか?
医療現場では汚染されたり、水に濡れたり、フィットしなくなったら交換されるようですが、製造メーカーからも指示や指導があるようですね。
N95マスクはどこで買える?売っている店は?
マスク不足を受け、国内でもフル生産しているようですが需要に追いついていない状況ですね。
医療用のN95マスクも不足して、医療機関さえも手に入らない状況が発生しているようです。
新型ウイルス感染拡大で医療機関もマスク不足
「医療機関ですら感染予防のためのマスクが手に入らないというのは、非常に憂慮すべき事態だ」あるクリニックの医師はこう話しています。https://t.co/4szVURHSr9
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) February 4, 2020
今後、新型コロナウィルスによる肺炎が日本全国に広がったらと考えると、非常に憂慮する状況だと思われます。
報道では医療用のマスクは中国製が多いと聞きました。
新型コロナウィルスが猛威を振るっている中国、生産もストップする状況があるのかもしれません。
ましてや、中国でもマスクが不足しているようで日本まで届くか心配ですね。
さて、N95マスクをネットで検索してみましたが、通常販売の商品はほとんど欠品中ですね。
この機に儲けようとする輩がいるようで、高額で販売されているネット通販もありました。しばらくはこの状況が続くのでしょう。
N95マスクの外し方と交換頻度に関するまとめ
管理人の住む地域の薬局ではN95マスクは品切れで、家庭用マスクでも10枚組が家庭に1個と限定販売です。
ただ、SNSではだんだん入荷しているような情報がでてきました。
管理人の住む地域にもだんだんとマスクが供給されてくるでしょう。
それでも、報道やSNSでマスクが足りない情報ばかりなのですが、この声は自治体などには届いていないのでしょうか?
日本全国で不足してるんやで。 https://t.co/D9FWeMysIT
— 猫組長 (@nekokumicho) February 10, 2020
中国への支援として大量にマスクを送る記事を見ると、これで良いのだろうかと思ったりします。
医療用としてのN95マスクの不足は、我々の家庭用マスクより深刻です。
1日も早くN95マスク不足が解消することを願っています。