2019年11月1日に開催された東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、政府の4者協議で2020年の東京五輪マラソンと競歩の開催地を東京から札幌へ変更が決定しました。
東京都のとっては、東京五輪マラソンと競歩の開催地変更は受け入れがたい変更でしたが、IOCと東京五輪組織委員会が押し切ったようです。
東京都というより、東京都知事にある程度譲歩した内容にはなっていますが...。
東京五輪札幌マラソンコースについては北海道マラソンがベースになるようですから、大通公園のスタートそしてフィニッシュになることが有力のようです。
当ページでは、北海道マラソンをもとに、 東京五輪札幌マラソンコース等を検討してみました。
INDEX
東京五輪マラソンコースと北海道マラソンコース
北海道マラソン(フルマラソン)のスタートは大通西4丁目、フィニッシュは大通西8丁目に設定されています。
北海道マラソンでもかなり混雑するようですので、東京五輪マラソンとなるとさらに混雑は激しいでしょうね。
他にマラソンの発着にふさわしい場所が無ければ大通公園発着が有力でしょう。
有料席が設けられるのかまだ分かりませんが、観戦チケット等の販売はあるのでしょうか。気がかりですね。
下図は2019年8月25日(日)に開催された北海道マラソンのコーズ全体図になります。
北海道マラソンの観戦場所
2019年8月25日(日)に開催された北海道マラソンでの観戦場所の情報について調べてみました。
スタート地点の大通りは混雑するので、スタート直後の大通りからすすきへ向かう駅前通りがオススメのようです。
その後、選手は約5Kmで折り返してきますので、西二丁目通りや札幌時計台前に移動して応援もできます。
20Km手前からは長い直線道路の新川通りです。周りには大きな建物が何も無いようですので、選手にとっては飽きてしまうらしいのですが、観戦場所としてはゆったりしているかもしれませんね。
40Km前後は大自然を走っているような北海道大学キャンバス内のコースです。
木陰がたくさんあるので炎天下のときは涼しく観戦できるでしょう。駅前通りでスタートを見送ったら北海道大学内へ向かうのも一案ですね。
マラソンコースの号ががありますので掲載しておきます。
テレビ番組での五輪札幌マラソンコースの解説
北海道マラソンで3回の優勝経験を持つ千葉真子さんが「ここは建物が何も無いところで、走っても走っても前に進んで行かないような…飽きちゃうんですよ! 心が折れる区間です」と文句をいったらしいのです。
また、新川通りは駅から3kmぐらい離れていてアクセスも悪く、応援も少ないだろうとコースへの不満も。
さすがに、北海道民も黙っていなくてツイッターで炎上中らしいですね。
【東京五輪】千葉真子がマラソン札幌開催に否定的な姿勢 北海道民から批判集まる #東京五輪 #恵俊彰 #小倉智昭 https://t.co/iyS4WXuhcN
— ニフティニュース (@niftynews) November 1, 2019
東京2020オリンピックのマラソンと競歩が札幌開催で決定したのですから、批判するより応援して欲しいですね。
東京五輪マラソンの内定選手は北海道マラソン優勝者?
東京五輪マラソン代表内定者は、9月15日に開催された「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で決定しました。
男子は、中村匠吾(26)と服部勇馬(25)の二人。女子は前田穂南(26)鈴木亜由子(27)の二人です。
東京オリンピックのマラソン日本代表選考レース #MGC 関する情報を随時更新します#マラソングランドチャンピオンシップ #東京オリンピックhttps://t.co/TSOBGLEtA2
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) September 14, 2019
女子マラソン代表の二人についてマラソンの実績を調べていたら、なんと前田穂南選手は2017年、鈴木亜由子選手は2018年のの北海道マラソンの優勝者なのです。
なんだ、北海道マラソンのコースが得意な選手ではありませんか。
もしかしたら、東京五輪女子マラソンで優勝するかもしれませんね。
東京五輪札幌マラソンコースの決定のまとめ
東京五輪マラソンは札幌開催に決定し、発着点を含むコースの承認は12月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で承認されると決定するようです。
テレビでは、札幌ドーム等での発着も論争されているようですが札幌大通りの発着が有力のようです。
やはり気になるのはチケットですね。
もしかしたら、チケット無しですべて無料観戦ということになるのでしょうか。